【現在かかりつけ患者様以外の風邪症状などでの受診を停止しております】新型コロナウイルス感染症の第7波到来に際して

 いつもいんべクリニックをご利用いただき誠にありがとうございます。今回は表題の件について、当院で生じている事態を踏まえながらお話出来ればと思います。

 当院では皆様ご存じの通り、発熱外来を実施しておりません。ですので、発熱での受診は基本的には発熱外来を実施している「診療・検査医療機関」をご案内させて頂いております。ただ第6波が終わり今回の第7波が到来するまでの間、中には発熱がそれほどでもなく、そもそもワクチン接種歴など確認したうえで、新型コロナウイルス感染症のリスクがそれほど高くないと考えられる患者様については、当院の予約状況を踏まえたうえで、受診をお受けするケースもございました。多くの場合、扁桃腺炎や尿路感染症といった診断がつくケースがほとんどだったのですが、それでも診断に難渋する例があります。緊急事態宣言や蔓延等重点措置などが解除となり、人流が戻ってきているため、どうしても新型コロナウイルス感染症の疑いが否定できないケースとなります。当院は「診療・検査医療機関」ではないので公費での検査は出来ないのですが、その点をご了承頂いた方に新型コロナウイルス感染症の抗原検査を受けて頂いておりました。するとほぼ全員が新型コロナウイルス感染症陽性の結果となりました(あくまで当院での話です)。第7波の報道が増える中、発熱や風邪症状での受診をご希望される方の電話が急増し、受付業務が滞る事態が生じました。また、抗原検査キットについても医療卸さんに確認したところ、既に発熱外来を実施している「診療・検査医療機関」でないと新たに納入することは不可能であるとのお話を頂きました。このような状況では当院に通院している患者様が発熱をした際に、適切な診断を下し、適切な治療を行うことが出来なくなる可能性が非常に高まると考え、発熱や風邪症状での新規の患者様の受付を停止させて頂きました。代わりに従来から実施しております新型コロナワクチンの接種に力を入れるべく準備を行っております。

 新型コロナワクチンの接種についても第7波の報道が行われるまでは非常に低調で、ワクチンを廃棄せざるを得ない診療日もございました。報道と同時に元々の予定量をはるかに超える御予約を頂きましたので、今週からは予約枠を増やして対応を実施予定です。当院は新型コロナワクチンの御予約は2週間先までしか受け付けておりません。これは昨年、大阪市からの突然のワクチン供給ストップにより御予約を全てキャンセルせざるを得なかった教訓からそのようにさせて頂いております。お電話で、電話での予約には対応していないのかというお問い合わせもこれまでに多数いただいておりますが、このようにワクチン需要が高まっている中では、お電話で受けた状況でもご希望する日時でのご予約がお電話中に埋まってしまうケースがございましたので、インターネット予約のみとさせていただいております。御自身で御予約が難しい方は、ご家族・ご友人・知人の方にご協力頂くように当院でもお願いしておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。当院で接種を行っている対象者は①3回目接種(但し12歳以上)、②4回目接種(60歳以上)、③4回目接種(当院で定期的に通院中の12歳以上の基礎疾患を有する全ての方)とさせて頂いております。原則、当院での新型コロナワクチンの接種は大阪市民の方が対象となるのですが、当院の立地上様々な地域の方がお見えになりますので、市町村から配布されている接種券をお持ちで、当院の受付対象の方は受付を行っております。新型コロナワクチンの御予約は平日のみとさせていただいております、予めご了承ください(例外的に土曜日に実施している場合もございますので、インターネット予約サイトにてご確認下さい)。

 当院をご利用の方は必ずマスク着用をお願いしております。着用が出来ない方については当院での指示が守れないと判断させて頂き、当日の受付をお断りしております。マスクをお忘れの方は、取りに帰って頂くか、当院で販売しているので必要に応じてご利用下さい(1枚100円です)。

 第7波に際して思うことは、予防に優れる治療は無いということです。不織布マスクの着用、手洗いを含めた手指衛生は基本だと思いますが、体調が悪い場合には無理をしないということです。熱が無い場合でもちょっと喉が痛いというだけでも抗原検査陽性となるケースは珍しくないので、体調が悪い場合にはご自宅で安静にすることが大切です。保存がきく食糧(乾麺やレトルト食品など)やスポーツドリンクをある程度の量を自宅に確保しておくなど、防災訓練にもつながると思いますので、元気なうちに、健康なうちに準備をすることをお勧めします。備えあれば患いなしです。あと、新型コロナウイルス感染症を恐れるあまりに普段から行っている治療を中断しないように心がけましょう。高血圧、高脂血症、糖尿病など普段から治療が必要な疾患は、中断することで御自身の感染症などからの抵抗力を下げてしまったり、別の病気の新規発症リスクにつながってしまう恐れがありますので、きちんと健康管理を行っていきましょう。健康診断などで異常を指摘されているのにまだ受診が出来ていないひとはお近くのクリニックへの受診を強くお勧めいたします。この困難な局面を一緒に乗り越えて参りましょう。

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