予防接種
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)
HPVワクチンは予防接種法に基づく「定期接種」のワクチンです。当院では、大阪市に住民票のある小学校6年生から高校1年生相当の女性については、「A類疾病」の予防接種として公費で接種が受けられます。
・公費対象
2価ワクチン(サーバリックス):中学1年生の間に、1ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。
4価ワクチン(ガーダシル):中学1年生の間に、2ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。
・自費のみ
2価ワクチン(サーバリックス):任意の日程で1回目接種を行い、1ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。
4価ワクチン(ガーダシル):任意の日程で1回目接種を行い、2ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。
9価ワクチン(シルガード9):任意の日程で1回目接種を行い、2ヵ月の間隔をおいて2回接種を行った後、1回目の接種から6ヵ月の間隔をおいて1回の接種を行います。
サーバリックスは10歳以上の女性に承認されています。
サーバリックスは「HPV16,18」に対するワクチンです。
ガーダシルは9歳以上の男女に承認されています。
ガーダシルは「サーバリックス+HPV6,11(尖圭コンジローマ)」に対するワクチンです。
シルガード9は9歳以上の女性に承認されています。
シルガード9は「ガーダシル+HPV31,33,45,52,58」に対するワクチンです。
HPVの守備範囲としては
守備範囲狭い: サーバリックス < ガーダシル < シルガード9 :守備範囲広い
上記の通りになります。
当院ではガーダシル、シルガード9のワクチン接種を受け付けております。
<1回あたりの接種料(自費の場合)(問診料込み)>
ガーダシル:1回22000円(税込)(3回接種で66000円)(公費対象)
シルガード9:1回33000円(税込)(3回接種で99000円)(公費対象外)
(問診の結果、当日接種が出来ない場合には問診料として3000円が必要です。)
ご希望の方は受付、または当院予約サイトRESERVAお問い合わせフォームまでお願いいたします。
予防接種
-
HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)
HPVワクチンは、子宮頸がんをおこしやすいタイプであるHPV16型と18型の感染を防ぐことができます。そのことにより、子宮頸がんの原因の50~70%を防ぎます。 HPVワクチンを導入することにより、子宮頸がんの前がん病変を予防する効果が示されています。また、接種が進んでいる一部の国では、まだ研究の段階ですが、子宮頸がんを予防する効果を示すデータも出てきています。
-
帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンには2種類あり、弱毒生ワクチンと不活化ワクチンに二分されます。生ワクチンを接種した場合には他のワクチンと4週間以上接種間隔をあける必要がありますので要注意です。
-
インフルエンザワクチン
インフルエンザワクチンについてご説明します
-
新型コロナワクチン
当院ではPfizer/BioNTech社製の「コミナティ」を使用しています。