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当院は子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)の接種を受け付けております。
これまでは定期接種として小学6年生から高校1年生相当の女子(接種期限:高校1年生相当の3月31日まで)とされてきていましたが、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの間は「キャッチアップ接種」として、これまで子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)を受ける機会が無かった女性に対して公費での子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)接種が可能になりました。詳しくは下記大阪市のホームページの内容をご参照ください。
子宮頸がん予防ワクチンの接種について
2022年5月6日
ページ番号:115714
子宮頸がん予防ワクチン接種
平成25年4月1日から子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)が、定期の予防接種となっています。
また、令和4年4月1日から令和7年3月31日までの間は対象者を拡大しています。
20歳代から30歳代に増加している子宮頸がんは、発がん性のヒトパピローマウイルス(HPV)に感染することでかかる病気で、子宮頸がん予防ワクチンを接種することで、患者の約6割から見つかる2つの型(HPV16・18型)のウイルスの感染を予防できるといわれています。
なお接種を希望される場合は、必ず子宮頸がん予防ワクチンの効果や接種後の副反応などについて医師から説明を受け、十分に理解した上で接種してください。
対象者
接種期間(開始:令和4年4月1日~) 生年月日 接種期限 平成9年4月2日~平成21年4月1日 令和7年3月31日 平成21年4月2日~平成22年4月1日 令和8年3月31日 平成22年4月2日~平成23年4月1日 令和9年3月31日 定期接種
- 小学6年生から高校1年生相当の女子
- 接種期限:高校1年生相当の3月31日まで
※接種時に大阪市に住民登録のある方
参考) 厚生労働省作成リーフレット 左から順に「小学6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ 概要版」「小学6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ 詳細版」「HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ」 (各画像をクリックすると、厚生労働省ホームページ上のPDFへ移動します)
HPVワクチンの接種を逃した方へ(キャッチアップ接種)
- 平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれの女性
- 接種期間:令和4年4月1日~令和7年3月31日
※接種時に大阪市に住民登録のある方
※未接種の方(一回接種済み、二回接種済みの方は残り回数が対象となります。)
定期接種の対象に含まれている平成18年4月2日~平成20年4月1日生まれの方も、令和7年3月31日まで接種できます。
参考) 厚生労働省ホームページ「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ~キャッチアップ接種のご案内~」
厚生労働省作成リーフレット 「HPVワクチンの接種を逃した方に接種の機会をご提供します」 (画像をクリックすると、厚生労働省ホームページ上のPDFへ移動します)
キャッチアップ対象者のうち、自費で接種した方に対する償還払いについて
キャッチアップ対象者で、既に自費で接種をした方(※かつ令和4年4月1日時点で大阪市に住民登録のある方)への償還払いは、現在検討中です。
決定しましたらこのページでお知らせしますので、該当の方は「接種記録が確認できる書類」や「接種時の領収書」を大切に保管しておいてください。
接種費用
委託医療機関で接種した場合は無料です。接種種類・接種間隔
種類
- 子宮頸がん予防ワクチンには「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類があります。
- 接種実施医療機関で相談し、接種できるワクチンを接種してください。
- 「サーバリックス」と「ガーダシル」は、いずれも同じワクチンを3回接種することになっています。片方を接種後にもう片方を接種する場合の効果などはわかっていません。1回目に接種した種類のワクチンを2回目以降も接種してください。
接種間隔
サーバリックス
- 2回目:初回から1か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から1か月後に接種)
- 3回目:初回から5か月以上、かつ、2回目の接種から2か月半以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6か月後に接種)
ガーダシル
- 2回目:初回から1か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から2か月後に接種)
- 3回目:2回目の接種から3か月以上の間隔をあけて接種(標準的な接種間隔は、初回から6か月後に接種)
(注意)1か月後とは、「翌月の同日以降」を意味します。翌月に同日がない場合は、「翌々月の1日」になります。例:9月30日の1か月後は10月30日、1月30日の1か月後は3月1日。
標準的な接種スケジュール
接種方法
事前に実施医療機関に接種日時等を確認の上、母子健康手帳を持参し、接種を受けてください。母子手帳が見当たらない場合は、健康保険証など住所・氏名・生年月日が確認できるものがあれば接種することができます。
予診票は次のファイルをダウンロードしてお使いください。定期接種とキャッチアップ接種で別々の予診票です。
予診票(定期接種:平成18年4月2日~平成23年4月1日生まれ)
- 予診票(定期接種)(PDF形式, 595.81KB)両面印刷してお使いください。
- 子宮頸がん予防ワクチン接種のお知らせ(PDF形式, 392.23KB)必ずこのお知らせを読み、理解し、納得したうえで接種することをお決めください。
- CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0で提供いたします。
- Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
予診票(キャッチアップ接種:平成9年4月2日~平成18年4月1日生まれ)
- 予診票(キャッチアップ)(PDF形式, 460.41KB)両面印刷してお使いください。
- CC(クリエイティブコモンズ)ライセンスにおけるCC-BY4.0で提供いたします。
- Adobe Acrobat Reader DCのダウンロード(無償)
- PDFファイルを閲覧できない場合には、Adobe 社のサイトから Adobe Acrobat Reader DC をダウンロード(無償)してください。
接種実施医療機関
接種可能な市内の医療機関を公表しています。なお、接種実施医療機関に掲載されておりましても、接種できない場合がございますので、事前に診療日時や予約の有無などをご確認ください。
※医療機関名簿は、最新情報に基づき随時変更しています。男性の接種について
HPVは男性もかかる中咽頭がん、肛門がん、尖圭コンジローマの原因にもなっており、日本では令和2年12月に男性(9歳以上)へのワクチン接種が承認されています。男性もワクチン接種はすることにより、自分自身だけでなく大切なパートナーを病気から守ることができます。
ただし、定期接種対象者は女性のみであり、男性が接種する場合は全額自費となります。
その他
制度を知っていただくためのポスターです。学校でお使いください。
20歳になったら子宮頸がん検診を受けましょう
子宮頸がん予防ワクチンは子宮頸がんの原因となる全てのヒトパピローマウイルスに予防効果がある訳ではありません。ワクチン接種をした方も、20歳になったら必ず2年に1度の子宮頸がん検診を受けましょう。
- 子宮頸がん検診について