肥満症

原発性肥満症

「肥満症」は医学的な介入が必要な疾患です。

肥満症の多くは原発性肥満症といって明らかな原因がないものがほとんどです。

肥満症の多くは原発性肥満症といって明らかな原因がないものがほとんどです。

肥満症の治療ですが、治療方法や適応疾患が年々変化し拡大しております。また実際に診療をされている医療機関も保険医療機関ではまだまだ少ないのが実情です(通院や予約など様々な要因でアクセスが困難であるという現実もあります)。また肥満症ではないにも関わらず抗肥満薬を使用し、低血糖症に陥ったり、嘔吐や下痢を繰り返したりして体調不良に陥っているかたも少なくありません。最低限対面診察で治療内容について検討する必要がありますし、治療についても体調を見極めながら慎重に調整が必要となりますので肥満症治療に精通した医師の元での治療が適切です。特に心理面での配慮が欠かせない疾患ですので、患者様と二人三脚で歩幅を合わせながら取り組むことが大切です。

肥満症治療は手間暇かかる治療だと実感しております。医師サイドと患者サイドの気持ちが合わないと治療の継続もできませんし、何より健康な身体作りという成果を得ることができません。ただ、肥満症治療に関してインターネット検索を行うと自由診療しか行っていない医療機関が目に付く現状もございます。そういった医療機関では「肥満症」の精査を行うことがあまりないようであり、保険診療に関する提案はほとんど無いようです。当院にお見えになられる肥満症でお困りの方の中には当院にたどり着くまでに3~6か月で数百万使用してしまって途方にくれてしまった方もございました。しかし血液検査などで精密検査を実施したところ2型糖尿病が判明し、糖尿病診療の一環としてGLP-1受容体作動薬やGIP/GLP-1受容体作動薬の使用が可能になり、1年間で20%程度の体重減少を達成された方もいらっしゃいます。またお薬に頼りたくないが外科的治療で肥満症治療をご希望の方には高度医療機関へのご紹介を行い、定期的な通院加療を実施されている方も多数いらっしゃいます。肥満症の治療の意義を考え、健康的な身体作りをお考えの方は一度当院にお越し下さい。患者様に寄り添った個別性の高い治療方法をご提供いたします。但し、肥満症治療の根幹は食事療法・運動療法に代表される生活習慣改善であることは言うまでもありません。頑張ってもうまく行かない、そのうまく行かないハードルを乗り越えられるようにお手伝いすることが出来ればと考えています。肥満症は医療機関で治療すべき疾患になってきました。肥満症でお悩みの方が治療方法で迷われないようにするためにも、日本肥満学会認定肥満症専門医の在籍する当院での御相談をご検討下さい。